こんにちは
先日クラウドソーシングデビューしたタナカです。
大手クラウドソーシングサービスであるLancersに登録し、すぐ受注したプロジェクトを進めること早1ヶ月。
1ヶ月進めた結果、このプロジェクトの継続は辞退しようと思っています。
今回は、私が受注したプロジェクトの詳細、運用したみた感想、辞退する理由などを紹介します。
- SNSの代行運用に興味のある方
- クラウドソーシングで低単価案件ばかり受けてしまっている方
Lancersについて知りたい方や、登録したものの提案できずにいるという方は、以下の記事を参照ください。
また、Lancersの登録は こちら からどうぞ
プロジェクトの詳細
Instagramの映画鑑賞記録アカウントの代行運用
クライアント保有の映画鑑賞記録用のInstagramアカウントを、クライアントの指示に沿って運用します。
受注確定後にzoomで打ち合わせし、運用方法に関する指示をいただきました。
では、運用方法について詳しく紹介していきます。
1日2回のフィード投稿
1日2回、指定の時間帯に投稿します。
主な投稿内容は映画レビューです。
映画にまつわる画像を掲載し、本文にはハッシュタグをつけてレビューを記載します。
何の映画を投稿するかは、クライアントが最近観た作品が基本です。ですが、毎日2作品を観るなんて不可能なため、私が過去観た作品を織り交ぜながら投稿していきます。
1投稿あたり5〜10枚の画像を準備します。
調達先・編集方法は細かな指示があります。
クライアントが観た映画であってもこちらで作成します。
ネットでのレビューを参考に、それらしく仕上げていました。
Instagramの集客で重要となるハッシュタグは、最も細かな指示がありました。
投稿作品にまつわる内容で、ビッグタグ、ミドルタグ、スモールタグでそれぞれ●個ずつ記載、といった具合です。
つまり、投稿前に記載予定のハッシュタグの規模を調べる必要があります。
1日2回のストーリーズ投稿
フィード投稿後、投稿を知らせるために「NewPost」のGIFアニメーションを付けて投稿します。
こちらも作品にまつわるハッシュタグをつけます。
1日1回のリール投稿
1日1回指定の時間に投稿します。
その日投稿した映画2作品のどちらかのレビューを簡素化して記載します。
こちらも作品にまつわるハッシュタグをつけます。
1日30人へのコメント・10人へのいいね実施
映画鑑賞に特化したアカウントを見つけ、毎日30人にコメントします。
コメントをしたアカウントとは別のアカウント10人にいいねをします。
いずれも未フォロワーが対象です。
運用して学んだこと
Instagramマーケティングの知識
- 効果的な投稿時間帯
- 効果的なハッシュタグの付け方
- 各ジャンルの市場規模
こういった知識が身につきました。
例えば、効果的な投稿時間帯について。
朝の通勤時間、昼休憩の時間
夕方の通勤時間、夜の自由時間
人々がSNSを開きがちな時間を狙って投稿すると、より多くの人の目につき、集客が見込めるのです。
ハッシュタグの付け方1つとっても、集客が左右されるのです。
他にも、各ジャンルの市場規模、人気のアカウントの傾向(デザインの統一性・投稿内容の工夫)など、これまで気にも留めていなかったことに気がつけました。
プライベートアカウントしか運用したことない私にとって、この知識と経験は非常に大きな財産となりました。
費用対効果を意識することの大切さ
運用開始後すぐに費用対効果が合わないと感じました。
ですが、小心者の私はクライアントに言い出せず、そのまま続けていました…
- 自分が観た映画の場合、画像調達・編集・ハッシュタグ調べ・レビュー作成に最低30分。
- クライアントが観た映画の場合、レビューを書くためのリサーチを含め最大60分。
映画鑑賞系アカウントは無数に存在しますが、コメント用・いいね用に毎日40人のアカウントを探すのは想像以上に時間を費やします。
実際1日あたり1時間半は費やしているでしょう。
1日あたり2〜3時間費やしているのです。
1ヶ月(30日)あたり60〜90時間。
そして報酬は5,000円。
時給56~83円。
単純作業とはいえ、この時給にはさすがに違和感を覚えました。
仕事の向き不向きに気づく
私はSNSの代行運用が向いていないことに気がつきました。
クラウドソーシングでは、Instagram、TwitterなどのSNS代行運用をよく目にします。
SNSはビジネスをするうえで非常に重要なツールですが、その運用は極めて地道な作業です。
この作業を積み重ねて育ったアカウントが自分の財産に繋がるならば良いのですが、それは違うのです。そこから発生する利益はクライアントのものとなります。
このことを改めて認識した途端、たとえ収益化が出来ていなくてもブログを書いてライティング技術を磨く時間に充てたり、本を読んだり、勉強する方が自分にとって有意義な時間の使い方なのだ、と感じました。
今回の案件における反省点
提案前に仕事内容の確認が甘かった
進行しながら感じた違和感を伝えれなかった
会社員の頃は当たり前にできていたことが、できていませんでした…
今回、提案前に把握できていた情報は以下のようなものでした。
- 1日2〜4回投稿
- 慣れれば5〜10分で1投稿可能
この内容だけで提案し受注しまったのです。そしてzoom打ち合わせのとき・運用しているとき、作業量の多さに違和感を覚えたものの言い出せなかったのです。
そうして運用た結果、時給56〜83円の作業となってしまったのです。
低単価案件を回避するためには
今後このような事態を回避するためにはどうすればいいのでしょうか。
これからクラウドソーシングを始める方もぜひ参考にしてください^^
- 興味をもった案件は、仕事内容を脳内シミュレーションをし不明点を抽出する。
- 不明点があった場合は、提案前にメッセージ機能を利用して確認する。
- 提案前に不明点の確認ができなかった場合は、提案文と併せて確認する。
(例)
本来ならば事前に確認すべきことなのですが、〇〇の方法について気がかりな点がございます。
万一お仕事を受注いただけるようであれば、事前に〇〇についてご教示いただけますでしょうか。
- 進めてみて費用対効果が見合わないと感じた場合、勇気を出してクライアントに伝える。
「作業が多い」のような一方的な意見でなく「この作業を効率化するため、こういった作業に変更するのはいかがでしょうか?」など、具体的な改善案を伝えれば尚良いと思います。
費用対効果が見合わないと嘆くのでなく、改善できることは私にもあったのです。
初めての受注で舞い上がり深く考えずに始め、ややこしいことを言っていると思われたくなくて改善に向けた交渉ができなかったのです。
ボランティアではなくビジネスという認識に欠けていました。
今後クラウドソーシングでお仕事を探す予定の方・探されている方は、このチェック事項を確認してみてください^^
今後のクラウドソーシングとの付き合い方
とにかく実績をつくりたい!という勢いから提案した結果、反省と学びの多い1ヶ月でした。
実績を積むことにとらわれず、まずは低単価案件を回避しつつ自分に合った案件を見つけ、着実にこなすことに集中しようと思います。
そうしていくうちに、実績・技術が伴ってくる、と信じながら今後もクラウドソーシングを活用していく予定です^^
ご興味をもたれた方はこちらからどうぞ^^
登録しなくてもどんなお仕事があるのか見れるので、とりあえず見てみるといいかと思います。(登録も無料)
どんな方でも必ずこなせる案件があるはずです!
いつかの夜ご飯
夫の帰宅が遅い日の夜ご飯。
もともと小食の夫ですが、ごはんの時間が遅くなると更に小食になります…。
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